
公益財団法人 北海道労働保健管理協会
専門性が求められる健康診断機関のWEBサイトの大型リニューアル
公益財団法人 北海道労働保健管理協会様のWEBサイトのフルリニューアルを、自然農園が担当いたしました。
Request
ご要望
公益財団法人 北海道労働保健管理協会、通称「HOROKA」は、地域に根差し、通常の健康診断をはじめ、生活習慣病のリスクを早期発見するための生活習慣病予防健診・人間ドックまでを行う健康診断機関です。
かなり古くなったWEBサイトをリニューアルしたいという話が持ち上がった時、当初は別のWEB制作会社に提案や見積もりの依頼を行っていましたが、提案内容や価格の面で不満が残り、弊社にご依頼いただくこととなりました。
古いWEBサイトに対して、
情報が探しづらい:検査メニューが多く導線が複雑で、かつ何回もページ遷移が必要なため、目的の情報になかなかたどり着けない。たどり着く前に力尽きて離脱してしまう。
内容が見づらい・理解し難い:コンテンツがテキストばかりで、専門用語が多く、自身の目的に合った健診を選びにくい。そもそも健康診断機関であることが伝わらない。
デザインが古い・統一感がない: 明らかに世代を感じるデザインで、メニューデザインの統一感のなさも分かりにくさを助長している。
といった課題を認識しており、さらに、WEBサイトをリニューアルするにあたり、企業健診メインから個人を視野に入れたい、巡回健診の情報更新をスムーズにできるようにし、利用を促進したいという想いがありました。
OUTPUT
アウトプット
まずは、ご依頼に対する基本の改修方針として、以下の3つを設定。
目的の情報が探しやすいこと:ターゲットごとに目的となるコンテンツを明確に分け、関連ページへの導線も設定することで、サイト訪問者が目的の情報に辿り着きやすい設計に。
見やすく理解しやすいこと:いきなり詳細情報を提供するのではなく、概要やおすすめといった導入コンテンツを追加し、一般のサイト訪問者が理解しやすい内容に。
特徴やセンターの雰囲気が分かりやすいこと:他のセンターと比べた際の特徴やメリット、施設のデザイン性などがサイトの雰囲気からも伝わる設計・デザインに。
上記方針から、ターゲットを大きく「企業担当者」、「会社員(被扶養者や退職者含む)」、「一般個人」の3パターンに分類し、各ターゲットが知りたい情報(例:どんな検診センターか、アクセス、検査項目、申込方法など)に基づいてコンテンツを配置しました。
また、お知らせの更新用にWordPress、合同健診の実施日程と会場ページにブロックエディタを実装し、クライアントサイドでWEBサイトの更新・管理ができるようにしたいというご要望にも対応。長い時間をかけた大きなサイトリニューアルとなりましたが、自分たちも利用者様も使いやすくわかりやすいサイトに生まれ変わった、と、その仕上がりに、満足の声をいただいております。

Client | 公益財団法人 北海道労働保健管理協会 |
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Schedule | 約10ヶ月 |
Launch | 2025.04.01 |
Producer | 土井 誠 |
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Director | 岩村 友馬 |
Designer | 角丸 雅観・久保田 未来 |
Coder | 大槻 彩萌・中川 慎也 |